110 :名無しの心子知らず :sage :2007/10/14(日) 11:36:17 ID:A87fGkKa

今日の毎日新聞の投書欄。

1日本欄で「世界で唯一の名 我が子は喜ぶ」を読んで、勝手過ぎた親心に腹立たしさを覚えた。

自分が生まれた時、父が5ヶ月前に病死したため、祖父が「新(はじめ)」と命名した。小型の辞典にはない読み方に、今日に至るまで自分の名前を、その都度訂正しなければならないことにうんざりし、煩わしさに悩み続けた。小学・中学の同級生からも、正しく呼ばれることもなく、「あらた」と他人の名のように呼ばれても、返事しなければならない惨めさも味わった。

こんな苦い経験から、わが子の命名には呼びやすい名前にこだわった。平凡であっても親の慈愛を込めた名前であれば良い。読めない名前とか、世界でたった一つの名前が、それほど幸せとは思えない。親のエゴも甚だしく、子供にとっては迷惑千万で、誤った親心というほかはないのである。

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